多重債務者が12年ぶりの高水準に|浜松でも増加する物価高と借金問題に潜むリスク
y-takanami
昨今の物価高騰が家計を直撃する中、消費者金融などの貸金業者から借り入れを行う方が急増しています。
日本信用情報機構(JICC)の統計によれば、2026年1月末時点で、貸金業者からの無担保・無保証借り入れが3件以上ある人は151万人に達しました。これは実に12年ぶりの高水準であり、深刻な「多重債務」に陥る方が増えている実態が浮き彫りになっています。
この記事では、浜松市・静岡県西部エリアでも注意したい「多重債務」の現状や、借金問題を放置するリスク、弁護士に相談できる解決方法について解説します。
なぜ多重債務が増えているのか?
背景には、物価高による生活苦に加え、借り入れの「カジュアル化」があります。
- スマホ完結型のローン: 店舗に行かず、アプリ一つで即日融資が可能。
- フリマアプリ等の少額融資: 買い物感覚で借金ができる仕組みの普及。
このように、心理的なハードルが低くなっていることが、借金件数を増やす要因の一つと考えられます。
「年15%」の金利が招く自転車操業の恐怖
消費者金融などの金利は年15%〜18%前後と高く設定されていることが一般的です。 利息の負担が重いため、返済のために別の業者から借りる「自転車操業」に陥ると、自力での完済は極めて困難になります。
厳しい状況にある方へ:弁護士からのアドバイス
家計が苦しい時、安易に借り入れを増やすことは避けるべきです。 まずは、以下のステップで生活の立て直しを検討してください。
- 公的支援・福祉の活用: 生活困窮者自立支援制度など、無利子や低利での支援を受けられないか確認する。
- 収入の確保: 副業や支出の見直し(固定費の削減)を優先する。
- 早期の債務整理: すでに返済が滞っている、あるいは返済のために借り入れを繰り返している場合は、手遅れになる前に「債務整理」を検討してください。
借金の問題は解決可能です。一人で悩まず、法的な解決策(任意整理、個人再生、自己破産など)について、ぜひ一度弁護士にご相談ください。
この記事は、浜松市の弁護士法人柴田・中川法律特許事務所(浜松事務所)の弁護士が監修しています。
同事務所では、浜松・静岡県西部地域を中心に、任意整理、自己破産、個人再生、借金問題に関する法律相談に対応しています。
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